― NPO法人 在宅ワーカーキャリア共創協会(以下、CALIFOLI)からのメッセージ ―
本ページは、
企業・キャリアコンサルタント・行政/支援機関のみなさまに向けて、
当協会の立ち位置と役割をお伝えするためのものです。
私たちは、特定の立場の代弁者ではありません。
個人・企業・制度のあいだに立ち、
「説明できること」と「判断できること」をつなぐ共通言語を整える
中間的な役割を担っています。
企業のみなさまへ
業務委託や在宅ワークが広がる中で、
履歴書やスキル一覧だけでは、
「この人に任せていいのか」「自社に合うのか」を
判断しきれない場面が増えているのではないでしょうか。
CALIFOLIは、採用やマッチングを行う団体ではありません。
一方で、個人の経験や判断の背景が整理されないまま
市場に出ていくことで、
企業・個人双方にとって不本意なミスマッチが起きている現状を
課題として捉えています。
私たちが行うのは、
個人のこれまでの歩みや選択の背景を、
企業が理解し、判断し、任せられる形に整えることです。
個人が「自分は何を大切にして働いてきたのか」を説明できること。
企業が「なぜこの人に任せるのか」を言語化できること。
そのための土台として、
信頼の前提となる共通言語を整えることを、私たちは支援しています。
※ 本法人の定款における「マッチング支援事業」とは、
人材の斡旋や職業紹介を指すものではなく、
個人と企業が互いに判断できる情報を整え、
信頼関係が成立しやすい状態を支援する取り組みを意味します。
キャリアコンサルタントのみなさまへ
CALIFOLIは、
キャリアコンサルタントの専門性を代替したり、
特定の進路や正解を示したりする取り組みではありません。
私たちの支援は、
国家資格キャリアコンサルタントによる対話を前提としています。
相談者の語りを丁寧に受け止め、整理し、
社会と共有できる形へと翻訳していくプロセスそのものが、
キャリアコンサルタントの専門性だと考えているからです。
相談者が、
自分の経験を振り返り、
判断の軸に気づき、
自分の言葉で説明できる状態になること。
これは、
キャリアコンサルタントの支援が
より深く、より実践的に活きるための土台でもあります。
CALIFOLIは、
キャリアコンサルタントの専門性と競合する存在ではありません。
国家資格キャリアコンサルタントだからこそ担える役割が、
社会の中で正しく理解され、活かされる環境を整えることを目的としています。
そのため、
CALIFOLIの支援に関わるのは、
この考え方に共感するキャリアコンサルタントのみです。
個々の実践を尊重しながら、
対話の価値を社会につなげていく。
そんな志を共有できるキャリアコンサルタントの方と、
会員という形で、ゆるやかにつながっていきたいと考えています。
行政・支援機関のみなさまへ
雇用によらない働き方や業務委託が広がる一方で、
こうした働き方におけるキャリア形成は、
既存の制度や支援の枠組みだけでは
十分にカバーしきれない領域が生まれています。
CALIFOLIは、
雇用政策や職業紹介制度の代替を目指すものではありません。
また、既存の支援インフラを否定する立場でもありません。
私たちが向き合っているのは、
制度と市場のあいだに生じている
「説明と判断の空白」です。
個人が自分の経験や判断を言語化し、
納得して選択できる状態を整えること。
それを社会や企業が理解できる形に翻訳すること。
このプロセスを通じて、
働き方の選択が孤立せず、
制度とも市場とも接続しうる状態を支えることが、
CALIFOLIの役割だと考えています。
CALIFOLIの立ち位置について
CALIFOLIは、
個人の代弁者でも、企業の代理人でもありません。
個人が「説明できる」ことと、
企業や社会が「判断できる」こと。
そのあいだに立ち、
共通言語を整えることで、信頼が成立する土台をつくる。
それが、私たちの一貫した立ち位置です。